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月刊未来経営

社員がわが社を自慢すること

儲かっている会社の社員は、総じて自社のこと、あるいは自社の製品・サービスが大好きで、普段は会社の仲間内で上司の悪口を言い合っていても、社外の人には「うちの会社は良い会社だ。」と自慢し、「だって当社の製品は、他社と違って…。」と自社あるいは自社の製品・サービスのストロングポイントを列挙し始めます。言えば言うほど、自社製品やサービスへの愛着心が増し、その会社に勤めることへの満足感や誇りが生まれ、会社への忠誠心が育まれます。また、それが社外に魅力として伝わることで、お客様や売上高の増加につながるという構図です。ここで言う「伝わる」とは口コミなど言葉として伝わることもさることながら、雰囲気の部分も大きく働きます。店員の自信をもった応対態度から、ついお勧めのアイテムを買ってしまったという経験がこれにあたります。

これをインターナル・ブランディングと言います。
インターナル・ブランディングとは企業が自らのブランドをまず社内に浸透させる働きのことで、社内でブランドの価値観を共有化し、ブランドの方向性に基づいた従業員の意識や行動を引き出していきます。これによりインターナルな(内なる)信頼を醸成し、社外のお客様のブランドへの評価にも好影響を与えていくのです。つまり客先・消費者に対する外向けのブランドを構築したければ、まずは従業員など内向きのブランド形成が不可欠のものということなのです。

そしてもっと言えば、社長自身が会社や会社の製品・サービスがどれだけ素晴らしいものであるかを、いかに従業員に明確に自信をもって説明できるかがポイントということになります。社長が心地よく感じる製品・会社は、従業員にとっても心地よく、そしてもちろんお客様にとっても心地よく感じるはずというわけです。社長自身の中で会社や自社製品の「ウリ」を改めて整理する必要がありそうですね。

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