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月刊未来経営

中小零細企業の海外進出

ここ1年間で何回か訪中し、日本企業の中国進出ぶりを確認してきました。

中国進出といえば製造業。安い労働力を使い、製造コストを劇的に落して世界に輸出するというビジネスモデルがすぐ頭に浮かびますが、だいぶ様変わりしつつあります。いまや中国は、製品を購入してもらい、サービスを利用してもらい、大きな利益が得られる魅力的な市場に成長しました。

デパートの地下にいけば、日本の食料品が、驚くほどの高値で売られ、現地の中国人に普通に買われています。例えば日本酒、りんご(ふじ)といった贈答品用はもちろん、砂糖、油、日本製スナック菓子といった日常の食品も中国製の倍以上の値段で売られ、普通に現地の人が買っていきます。

サービス産業の進出も著しく、「公文式」「七田式チャイルドアカデミー」などの教育産業は一人っ子政策にピタリとはまり成功していましたし、ヤマト運輸も上海・香港で宅配事業を展開していました。零細企業と言えば、会計事務所も日系企業相手に成功している事務所がいくつもありました。熊本の小さな飲食店「味千ラーメン」は、東京進出ではなく、中国に進出し、大成功。いまや400店舗以上展開し、現地ではマクドナルドと同じぐらい有名な外食産業です。

もちろん安易に海外進出しても強烈なしっぺ返しを食う可能性もあります。しかしどのような商売にもリスクは付き物です。すくなくとも今まで海外進出など考えたこともなかった中小零細企業にとって、アジアは「近く」て「安く」て、「もしかしたらウチでもできるのでは」と夢が広がる場所と思います。2店舗目はアジア、は普通になるかもしれません。

今後も縮む一方の日本市場で強敵相手に熾烈なパイの奪い合いをするよりも、成長が止まらないアジア市場でのびのびと「ジャパニーズクオリティー」を訴える方が成功の可能性は見えてくるかもしれません。

もしその気があるならば当社にご相談ください。アジアでしたらつなぎ役ができます。

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