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月刊未来経営

会社の承継 その11 理想の会社像をデザインする

仕事柄たくさんの後継者とお会いすることがありますが、成功している後継者に共通して言えることは、先代と違ってこうしたい、客先のニーズの変化に合わせてこう変えたい、新しい時代の○○業はこうあるべきだ、こんなことを通じて社会貢献したいという理想をもち、それに向かって会社全体の舵を切り、引っ張っています。

逆に、うまくいっていない後継者の方とお話しすると、やらされ感満載で、ただ惰性で船の向かっている方向に、なんとなくオールを漕いでいる感じがぬぐえません。

社会全体が、無気力、無関心、無責任で、ただなんとなくという若者が増えているだけに理想をもって先頭を切っている若い後継者は目立ち、その張り切り具合が、会社の内外に伝わり、共感を呼び、その人を支えてあげようというファン層が厚くできるのではないでしょうか。昔なら埋もれてしまうぐらいの“熱さ”でもいまなら目立つのです。ですから逆にチャンスと私は思います。年配者ばかりが揃っている業界の常識をぶち破る人がいたら、世間が黙っていません。どんなに成熟した業界であっても、きっと喝采をあびて受け入れられると思います。

参考に良い例をあげましょう。

ホッピービバレッジの石渡美奈社長。彼女は、郷愁あふれるおやじの専売特許、居酒屋の定番「ホッピー」を作る会社の2代目というより社長令嬢。ホッピーなど、第2、第3のビールや酎ハイに押され、安楽死をとげる商品と踏んでいたところ、彼女はこうあるべきだという会社の理想像を掲げ、常識をぶち破り、新しいマーケティング、新商品の開発、社内改革を断行し、7年間で年商をかつての8億から30億超と4倍に持ち上げました。

理想の会社像をデザインして、熱くなる。後継者の行うべき第一手ですね。

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