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月刊未来経営

社長のための経理知識 19 商品・市場マトリックス

売上アップを目指し工夫するも、なんとも行き詰まりを感じているということをよくお聞きします。その場合、新たな着眼はどう整理したらいいのでしょうか。

キリンビールの例を見てみましょう。
まずは①キリンビール。もともと自分が得意中の得意の商品・市場での勝負。当然主戦場ですからもっとも力が入ります。
でもここに行き詰まりを感じたらどうするか。考え方としては2つ。
どちらか得意な部分を活かして勝負。得意な市場・販売ルートなどを活かして②「生茶」や「午後の紅茶」など新商品で勝負。あるいは得意な商品=ビールを活かして、③中国など新市場で勝負。得意な部分をどちらか活かす分、生き残る可能性も高く、芽も早く出ます。
できれば避けたいのが、④の新規の市場に新規の商品で勝負。
もともとそこで生きている業者の牙城を崩すのは容易ではありません。芽がでるのも時間がかかります。手を出すのは余裕があるときが良いでしょう。

いずれにしろ本業が傾いてからでは時間もお金も余裕がありません。元気なうちに次の手を考えて早めに勝負するのがコツです。

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