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月刊未来経営

社長のための経理知識4 まずは原価計算

性能の悪い現金製造装置を改造する方法はいくつかありますが、まず着手すべきは原価です。
原価は会社の活動の結果を金額で表したものですから、会社の素顔そのものであり、大げさに言えば原価を知ることは会社を知ることに他なりません。会社に競争力をつけたければ、まずここに着手すべきです。

どこで儲けを得ているのか?
当社はどの商材でどのぐらい儲けを得ているのかが分からなければ正に「闇夜に鉄砲」です。建設業であれば現場別のコスト計算しなければ、業績管理などできるわけがありません。レストランなのにメニュー別の原価情報がなければ、実は一番売れ筋が損出しのメニューだったなどと言う笑い話もアリです。

原価を知りコスト削減
原価計算をすれば原価の構成要素を知ることができます。これにより会社の素顔、コストの力が計れ、そこに商材の強さや弱さを読み取ることができます。となれば商材の競争力を強くするためにはどうすればよいのかが分かります。いったい原料コストが高いのか、人件費コストが高いのか、設備コストが高いのか、物流コストが高いのか、そして弱点が分かればコストの削減に着手します。

意思決定に役立てる
メーカーからの値下げ要請にどこまで応えるのか、対抗するのか、新しいオーダーを受けるのか断るのか、どのくらいメリットがあるのか、ないのか。昨今の原材料費の値上げに対して、どの程度値上げをするのか、会社で吸収するのか、どれも原価情報がなければお話になりません。
とりあえず大まかでいいんです。始めましょう、原価計算。

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