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月刊院長先生

医療用語を分かりやすく

(独)国立国語研究所は、医療者と患者の信頼関係構築の障害となっている「医療用語」について、「患者にとって分かりにくい『病院の言葉』を分かりやすくする提案」を発表しました。

本提案書では、医療機関で使われる分かりにくい言葉について3つの類型に分け、その類型ごとに具体的な言葉の言い換えを例示して解説しています。

医療者の一人ひとりが分かりやすく伝えるための工夫を行うと同時に、院内に患者用の分かりやすい説明書・解説書などを用意したいものです。

類型A 認知度が低く、できるだけ使いたくない。日常語を使って言い換えたい言葉
エビデンス(その治療法が良いといえる証拠)、耐性(細菌やウィルスが薬に対する抵抗力を持って効かなくなること)、予後(今後の病状についての医学的な見通し)、ADL(日常生活に最低限必要な基本的動作)など
類型B 認知度は高いが、理解率が低く、他の意味と混同されやすい。明確な説明が必要となる言葉
インスリン(すい臓でつくられる血糖値を低下させるホルモン)、頓服(症状が出た時に薬を飲むこと)、化学療法(薬によるがんの治療法)、治験(新薬の開発のために行う人での試験)、ショック(血圧が下がり、生命の危険がある状態)、貧血(血液の中の赤血球や色素が減ってしまう状態)など
類型C 認知度・理解率が共に低いが新しい重要な概念。普及が期待される言葉
インフォームドコンセント(医師の説明と患者の同意)、ガイドライン(標準的な診療の目安)、QOL(患者がこれで良いと思えるような生活の質)、プライマリーケア(患者とのパートナーシップに基づく総合的な医療)、MRI(特別な機械を使っての詳しい画像を撮影する検査)など

(独)国立国語研究所 http://www.kokken.go.jp/

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