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月刊院長先生

松本地域のお産連携

出産を扱う病院等の外来診療の負担を軽減するために、出産を扱わない病院等が妊婦の健診を担って行こうとする取り組みがスタートしました。
7月以降、妊娠の確認や妊娠10週までの健診は健診協力医療機関が行い、妊娠が分かった時点で「共通診療ノート」(複数の医師が妊婦の情報を共有する)を作製し、妊婦に渡します。妊婦は、出産予定日が決まる11~12週に希望する分娩医療機関を初診します。その後33週までの健診を出産施設と協力機関のどちらで受けるかは、妊婦の状況や希望、施設の状況などを考慮し、出産施設の医師が判断します。

分娩医療機関(7医療機関)
<松本市> 相澤病院信州大学病院丸の内病院
わかばレディス&マタニティクリニック
<塩尻市> 桔梗ヶ原病院
<安曇野市> 穂高病院
<波田町> 波田総合病院
※県立こども病院は一般分娩を取り扱っていません。
横西産婦人科は現在休診中です。

健診協力医療機関(15医療機関)
<松本市> 愛育会呉屋産婦人科、上條産婦人科医院、北原レディースクリニック国立病院機構松本病院小谷ウィメンズクリニック、塩沢産婦人科医院、南天診療所ゆり産婦人科医院
吉野産婦人科医院
<塩尻市> 得陽堂医院、ひろおかさくらレディースウィメンズクリニック
<安曇野市> あおぞら産婦人科安曇野赤十字病院あづみ野レディースクリニック白木医院

松本地域では、安曇野赤十字病院、国立病院機構松本病院などが出産の扱いを休止していることもあり、わずか7つの出産施設に頼らざるを得ない状況です。
住民、医療関係者、行政の一体となった根本的な取り組みが求められています。

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