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月刊院長先生

医師の負担軽減 (看護師等の活用推進)

厳しい勤務環境に置かれている医師に本来業務に集中してもらおうと、厚生労働省が目指した医師と医療専門職(看護師など)との役割分担の見直しの内容について、前号に引き続きご紹介します。

この見直しによって看護師が行える業務は、

1.薬剤の投与量の調節
在宅等で行なわれている処方された薬剤の定期的、常態的な投与及び管理について、事前の医師の指示の範囲内であれば投与量を調節することが可能となりました。

2.静脈注射
研修の実施や看護手順の作成・見直し等を前提に、医師の指示の下であれば静脈注射や留置針によるルート確保が可能となりました。

3.患者・家族への説明
医師による治療方針の決定や病状説明等の前後に、患者及び家族との信頼関係を深めるために補足的な説明を行うことが可能となりました。

その他の医療専門職が行える業務は、

1.採血、検査の結果説明
採血、検査の結果説明についても、医師の指示の下に看護師や臨床検査技師等が行うことが可能となりました。

2.薬剤や医療機器の管理
薬剤の在庫管理や与薬等の準備を含む薬剤管理についても、薬剤師の活用を可能としており、また、メンテナンスを含む医療機器の管理についても、臨床工学技士の積極的な活用が可能となりました。

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