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総務の達人

仕事はつめ込め!

ビジネスパーソンはいつも時間がありません。でも時間がないから、いい仕事ができるのかもしれません。時間がないからイノベーションを起こせるのです。

格安航空会社(LCC)のサウスウエスト航空は、航空機がゲートに到着し、乗客の乗り降りから、機内の清掃、燃料補給までをわずか15分程度で完了します(他の航空会社は45分程度かかるにもかかわらず)。なぜこんなことができたのでしょう。それは時間がなかったからです。当初は4機で組んでいたフライトプランが、財政難により3機で運航しなくてはいけなくなり、やむなくとった方法が15分ターンだったのです。そう、かれらには時間がなかったのです。そんなタイトな時間ですが、発着時間は他の航空会社より正確で、安全性も権威ある格付けランキングに選出されています。

アメリカの自動車メーカーが、当時勢いを増してきた日本の自動車工場を見学に来たとき、ある工程が欠けていることに気づきました。アメリカではドアが車体とピタリと合うように最後にドアの縁を槌(つち)で叩くのですが、日本の工場ではその工程がなかったのです。世界と競争するためにムダの排除とリードタイムの短縮が命題であった日本の自動車メーカーは、最初からドアがピタリとハマるように設計していました。そう、槌でドアを叩いている時間はなかったのです。では品質はどうでしょう。日本製のドアの方が長持ちするし、事故にあっても堅守な造りになっていました。槌で叩かなくてもピタリとハマる堅実なつくりになっていたからです。

夏休みはたっぷりあるのに、休みの最後に宿題に追われた経験は誰しもあるでしょう。運動部の学生の方が、帰宅部の学生より勉強ができたりするのはなぜでしょう。サウスウエスト航空も日本の自動車メーカーも同じです。時間があるからできたのではなく、時間がないから革新を起こせたのです。トヨタ自動車の元副社長大野耐一の言葉を借りれば、改善は時間があるときではなく、時間がないときにこそすべきであり、またできるのです

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