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建設業における若手人材の確保

ご存知の通り、現在の日本は少子高齢化社会が進み、これがもたらす影響は今後すべての産業に及んでいくものと考えられます。特に若手人材の確保という点に関しては重要な問題です。

建設業においてもこのことは、深刻に考えなければならない問題です。
統計によれば、20年後には現在の半分の就業者が引退し現場を離れていくと予想されます。これは、多くの経験豊富な技術者が不足してしまうということなのです。インフラ整備等を担う重要な産業である建設業が、今後もその機能を維持していくためには、若手人材を確保し、技術者として育成していくことが不可欠なのです。
  
けれども、なかなか人材が集まらないのが現状です。建設業において人材確保が難しくなっている理由として
  ・賃金・給与水準の低さ
  ・労働条件の厳しさ
  ・職場イメージの悪さ
などのマイナスイメージが挙げられています。

しかし、昨今の建設需要の高まりによる人材不足をチャンスととらえ、計画的な有給休暇の取得など福利厚生の充実や人材育成の仕組みの体系化、建設業の魅力を学生などに向けて積極的に発信するなど建設業のイメージを改善しなければなりません。逆に考えれば、若い人材を上手に確保できた会社こそが、5年~10年後に勝ち組になれると思いませんか?

(参考 経済月報2014.6 池内拓郎氏 記事)
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