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総務の達人

仕事を「楽しく」するには

前回、仕事で成果を出すためには「仕事量」が重要というお話をしましたが、なかなか毎日ストイックに仕事をこなしていくのは大変なことです。やはり仕事が「楽しく」なければ長くモチベーションを維持していくことはできません。では、どうすれば仕事が「楽しく」なるのでしょう?

色々な考え方や手法があるとは思いますが、仕事が「飽きない」ことが重要だと思います。飽きないということは「変化」があるということです。仕事を通じてそこから何か得るものがあり、それによって自分自身も成長(変化)できていると感じたとき、仕事にやりがいや楽しみを見出すことができます。そうなるには最初は辛抱も必要です。 

例えば、スキーやゴルフであっても、最初はだれもがド素人です。転んだり、他人に迷惑をかけたりと、最初からすごく楽しいということはないでしょう。それでも、なんとか頑張って練習して人並みになってくると、そこからは徐々に楽しくなってきます。行くたびに上手になってくることが自分でも分かるようになると、週末が楽しみで仕方ありません。夢中で打ち込んでいますので、上達レベルも急加速します。そうなると、さらに楽しくなってきます。ここでのポイントは、最初のつらい時期を乗り越えることと、一生懸命打ち込んで、上達(成長)していくことを感じられるようになることです。最初から尻込みしたり、中途半端に取り組んではダメです。

仕事も同じではないでしょうか。どんな仕事も最初から楽しいものばかりではありません。ただ一生懸命やっていれば何かそこから得られるものがあり、楽しくもなってきます。

一点注意してほしいのは、ある程度上達してくると成長のスピードが低下し、マンネリ化してしまうことです。そうなったら、今まではゲレンデばかり普通に滑っていたのを、今度はスキーの大会に挑戦したり、思い切って別のスポーツに挑戦することもいいでしょう。ビジネスに関していえば、同じビジネスモデルが何年も通用するわけはないので、意識的に仕事のやり方を変えたり、新たなビジネスにチャレンジすることが必要なのです。

つらいこともありますが、常に成長を感じることができ、新しいことに積極的に取り組んでいくことが仕事を「楽しく」するコツではないでしょうか。

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