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残業を拒否する社員への対処法

得意先から急な注文が入った為、社員へ残業を命じたが拒否された。
こんなケースにどう対応しますか。

残業するのは常識だろ!など一喝してしまうと、社員は納得せず逆効果になる恐れがあります。なぜ残業をしなければならないのか、次のポイントを押さえ社員へその必要性を理解させることが重要になります。

○法令を理解する
労働基準法では、原則残業を禁止しています。会社が残業を命じるためには①三六協定を締結し監督署へ届け出る②就業規則等に「業務上必要があれば残業を命じる」旨を定める
こうした手続きを経てはじめて会社は合法的に残業を命じることができます。ただし、育児など正当な理由がある場合には社員は残業を拒否できます。

○職場のルールを明確にし、従業員の理解を得る
社員の中には所定勤務時間以外は会社に拘束される義務はない。という誤解があるかも知れません。残業を命じられることは就業規則に定められた会社のルールである。残業は業務命令であり、お願いではないなどを理解させることが重要になります。

○冷静に話す
残業を拒否された場合、つい感情的になりがちですが社員の性格に合わせた話し方をするなど冷静に話すことで説得力が増します。また日ごろからの職場の雰囲気作りも重要になります。

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