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信州型エコ住宅

県は、夏暑く冬寒い信州の厳しい気象条件にあって、①環境に極力負荷を与えず快適な生活が実現でき,②長寿命で、③「県産材を活用」して建てられた住宅を、信州型エコ住宅と呼び平成20年度から普及を図ろうとしています。
 
そのためには、民間の技術・アイデアを積極的に取り込む必要があるとして、県が認定した先進的な県内業者グループと協働して、信州にふさわしい住まいづくりの研究を行い、指針を年内にまとめる予定です。

単なるエコ住宅なら全国どこにでもありそうなものですが、県が信州型エコ住宅という考え方を打ち出した背景には、住宅市場で地元工務店が県外大手業者に押され市場シェアーが50%を割り込むなど苦境に立たされているとの認識がありこれを支援するためです。

地元工務店が県外大手に対抗するためには、大手業者に比べ大きく遅れている地元工務店の省エネ対策技術等を引き上げる必要があるからであり、指針がまとまれば、県は住宅業者を対象とした研修会を開き啓蒙に努め、地元工務店を支援したいとのことです。

又、豊富にある県産材を地元工務店で活用してもらい地域循環型社会(エコ社会)を構築したいとの思いがあるので、そのためにも地元工務店を支援したい訳です。

信州型エコ住宅は、将来県の住宅助成金の対象となる可能性が高いので、信州型エコ住宅の制度に注目し研究してみてはいかがでしょうか。

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