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中学生までの子供医療費「窓口無料化」

長野県は、平成30年8月より全市町村で中学生までの医療費の「窓口ほぼ無料化」を導入することを決定しました。

これにより保護者が医療機関の窓口で支払うのは、一月あたり最大500円のみとなり、大幅な負担軽減が図られます。また、この際所得制限も行わない予定となっています。

 

現行の制度では、県が市町村に助成する形で、通院は小学校入学前まで、入院は中学卒業までに限定して無料化されており、保護者が受診時に医療費を一旦支払った後、市町村より預金口座へ振込む方式を採っているため、手続きが煩わしいものとなっていました。これからは、対象者が拡がった上に、窓口支払の段階で最大500円の負担で済むことになります。

子供医療費の「窓口無料化」について厚生労働省は、安易な受診により医療費増大の誘因となるとして否定的な意向でしたが、早期の受診により重篤化が避けられ、医療費の削減につながるとする医療機関団体や窓口負担の少ない方式を求める保護者(患者)団体の強い要望によりようやく見直しが図られました。

これにより、長野県は先に実施されている群馬県・岐阜県・静岡県などに並ぶ「子供の支援先進県」となり、少子化対策としてインパクトのある改革と思います。

 

   【文責 舟久保 賢治】

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