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月刊未来経営

税務調査でしばしば指摘を受けるつまらないこと

秋は税務調査のシーズンです。つまらない、けれどもイラッとする指摘をしばしば受けましたのでまとめました。それはデパートやコンビニ、ゴルフ、レストラン、ナイトクラブ、高速代など役員さんが個人のお立場でも利用するお店などの支払い関係です。

レシートと領収書

レシート発行がされる先で、あえて領収書の発行がされ、但し書きが単に「品代」となっているものを時々見かけます。それも高額な購入や、頻繁な日付でそうなっていると、購入明細が分かると困ることがあるのではないかと指摘をうけます。
領収書じゃないと会社名が書いてないからダメなんじゃないのとよく聞かれますが、その必要は全くありません。レシートの保存をお願いします。カードの月々の利用明細は残っていて、個店でのカード利用票など保存がない場合も同じことが言えます。

ゴルフや銘品店の領収書など

本来は、誰とどんな状況で行ったのかなど、質的な部分が問題で、1 回でも100 回でもダメなものはダメ、良いものは良いわけですが、まずは一般的な常識を超える金額や回数の領収書については、それが会社のために本当に使われていたのかという疑問が投げかけられます。ここで水掛け論になる前に、誰と行ったのかなど、会社のために使った(裏を返せば個人用ではない)という何らかの説明書きが領収書にあればと思うわけです。まさに「記録に勝る記憶」なしです。

あとから後ろ指をさされないようにするために、支出の中身を明らかにし、それが会社のためのものであることを主張して、正々堂々経費にする工夫をおねがいします。

(文責:飯沼新吾)

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