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注目!厚労省のYou Tube

1日当たり720人もの新型コロナの新規感染者数が発生した日もありましたが、ここに来てようやく終息の兆しが見えつつあります。しかし重症化リスクが高い高齢者と接する介護現場では、まだまだ気が抜けない日々が続きます。

そんな中、感染拡大を防ぐための訪問介護の注意点をまとめた厚生労働省のYou Tube が注目を集めています。動画のタイトルは「訪問介護職員のためのそうだったのか!感染対策!」と題して「利用者宅にウイルスを持ち込まない」「利用者とあなたの間でウイルスのやりとりをしない」「あなたがウイルスを持ち出さない」の3作で構成されています。訪問時、食事介助、口腔ケア、排泄介助といった個別のシーンごとに具体的な対策を解説する内容となっています。ゴミ袋やクリアファイルを用いた簡易エプロン、フェイスシールドの作り方も紹介されていて訪問介護以外の事業所でも参考になる点が多くあります。しかし「バックから筆記用具など取り出す際はその都度消毒をする」などちょっと大変かなと思う部分もあります。

3作で30分程度で見られますので、このYou Tubeをスタッフ全員で見て、参考にする点や独自に工夫する点などを整理してはいかがでしょうか。そして感染予防の独自のチェックリストを作成し運用することをお勧めします。

利用者、関係介護業者の間で不安が広がる中、「私たちの事業所ではこんな感染予防対策をしています」といったパンフレットなどを作り、利用者宅、居宅介護支援事業所などで説明することにより、より信頼される事業所になる事と思います。

【文責:竹内光彦】

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