景気が低迷し、厳しい財政下で行われた2012年度介護報酬改定。改定率はプラス1.2％とされましたが、処遇改善交付金を介護報酬本体に組み込んだ結果、実質的にはマイナス0.8％の改定となりました。中重度への対応やリハビリテーションや機能訓練など、高齢者の自立支援を資するサービスを高く評価する一方で、軽度者への給付抑制の流れは強まっており、デイサービス事業所にとっても大変厳しい改定となりました。コンビニの件数より多いと言われるデイサービス事業者にとって、特色のあるサービスをいかに提供するかが生き残りのカギになる事が予想されます。

今回の報酬改定に伴い介護事業者の皆さんから算定できる加算に関するご相談を数多くいただいております。
ながの介護経営センターでは、デイサービス事業の特色づくりの一つとして『口腔機能向上加算の算定に向けて～口腔ケアと嚥下障害への適切な取り組み～』と題して、口腔ケアの重要性と口腔ケアの実際を
ほのぼのデンタルクリニック　院長　　伊東　巳代治　先生（歯科医師）
めいデンタルクリニック　　　院長　　伊東　絵里子　先生（医学博士）
にご講演いただきます。

口腔機能向上にご興味がある経営者、看護師、介護職員、ケアマネージャーのみなさん是非この機会を有効にご利用くださればと存じます。