fbpx

トピックス

ビジネスレター

総務の達人

「ウェアラブル端末」が人事の未来を変える

近年、人の身体の動きや会話からの音声、あるいは社員同士の接触頻度などを従業員の身体に取り付けたウェアラブル端末から測定し、そのデータをAIに解析させ、業務改善や人事施策に取り入れようとする試みが注目されています。
実際にあるコールセンターで行われた実験では、スタッフの動きなどを解析し、シフトや休憩時間、配置などを変更したところ、売上を13%も増大させることに成功しました。
大手コンサルティング会社などを中心にこのウェアラブル端末を使ったコンサルサービスを提供していますが、まだまだ高額で一般の中小企業までには浸透していません。しかし、そこまで本格的ではないにしろ、もっとリーズナブルに人のパフォーマンスを測るウェアラブル端末が各メーカーから発売されています。そのなかでも今回紹介するのは、メガネの製造販売を行っている株式会社ジンズが提供する「JINS MEME(ミーム)」です。

JINS MEMEはメガネの鼻当て部分にセンサーが搭載されており、瞬きや視線、身体の動きなどを感知し、それらのデータをスマホのアプリと連動させることにより、着用者の「集中度」を測ることができます。どの時間帯がもっとも集中して作業しているのか、あるいは仕事をタスクごとに分け、どの作業が最も集中しているかなどを「見える化」することができます。
初期のモデルは2015年に発売されましたが、価格も高く、購入できる店舗も限られていました。しかし昨年2021年に新型が発売され、性能もアップし、価格は2万円弱とかなり安価で購入できるようになりました。

ただし、これらのデーターをAIに統計解析させ、業務改善に活かすというところまでにはまだ至っていませんが、それも時間の問題だと思います。従業員を監視するような使い方はあまりお勧めできませんが、近い将来、これらの端末を活用して業務の改善が行われるようになる日も近いといえそうです。

【文責 髙山 正/プロフィールはこちら

最新記事一覧へ

アーカイブ