fbpx

トピックス

ビジネスレター

月刊院長先生

確定申告書(控)を見ながら節税を考える

今年も確定申告の時期が終わりました。お手元に届けられた申告書(控)によって、改めて納税額を実感される先生も多いかと思います。今回は、今から出来る代表的な節税方法をご紹介します。

ふるさと納税(寄付金)の実施

自治体への寄付で所得税・住民税の控除を受けられ、2,000円の自己負担で様々な返礼品を受け取れます。弊社の申告書(控)には寄付金限度額の目安を記載していますので参考にしてください。
令和3年分から申告用に「さとふる・ふるさとチョイス」などのサイト毎に1年分の寄付証明書を一括ダウンロードできるサービスが始まっています。令和4年分の申告時には是非ご活用ください(念のために当面は紙の控除証明書も保管をお願いします)。

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)への加入

公的年金の上乗せであるiDeCoは、掛金が全額所得控除となります。これまでは60歳未満の方のみでしたが、今年の5月からは国民年金被保険者であれば65歳まで加入可能となります。掛金限度額は加入する公的年金制度等により異なりますので、ご自身がいくらまでできるか事前にご確認をお願いします。

小規模企業共済への加入

積立による退職金制度である小規模共済も、掛金が全額所得控除となります。月額掛金は1,000円から70,000円(年最高840,000円)まで自由に設定でき、1年分の前納も可能です。
常時使用する従業員数が5人以下の個人事業主の先生が対象です(医療法人の役員は加入資格がありませんので、法人成りを検討されている場合はご注意ください)。

 

効果的な節税には早めの対策が必要です。令和3年分の申告書(控)を見ながら早速検討してみてはいかがでしょうか。

【文責:山口美智子/プロフィールはこちら

最新記事一覧へ

アーカイブ