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介護と経営

ボディビルダー×介護

「日本一マッチョが多い介護の会社」としてメディアにたくさん登場している株式会社ビジョナリーという介護、障害福祉の会社をご存じでしょうか。この会社は求人難の介護業界にあって採用待ちが出るほど採用希望者が殺到しています。
一見マッチョなスタッフが多いといった話題性だけで希望者が多いと思われがちですが、そこにはSNSでの人材採用戦略がありました。

  • TwitterとInstagramで自社の思いや日頃の活動を発信
    SNSを使うことは皆さん思いつきますが、違う点は徹底した発信を続ける事です。Instagram からスタートしフォロワー数3,000 人に達するまで投稿時間を決めて毎日投稿しています。毎日となるとネタが尽きるので3か月以前の投稿を消して再投稿するといった工夫もしています。他の人のInstagramへのフォローやアクション(コメント)も積極的にしています。社長1人では無理なので在宅ワーカーへ外注もしています。この段階では求人につながるような内容ではなく、介護に興味がない人に興味を持ってもらえるような投稿内容です。その後拡散されやすいTwitterへメインをシフトし投稿数を増やしたことにより、『面白い社長だな』と思ってもらえる人がInstagramを訪れ、会社のホームページを訪れるといった流れが出来上がりました。

  • 中小企業こそ広報のポストが大切
    社長と同じくらいフォロワー数がいる人を口説いて広報担当として採用しています。副業でサポートしてくれる方でもいいと思います。

  • 広く知ってもらうためには目立つこと
    前述の仕掛けをした上で、さらに目立つために社内ボディービルダーチームを創設しました。
    介護人材の奪い合いにならないために、ボディビルダーのような未経験者を積極的に採用しています。そこには素晴らしい仕事である介護を、広く伝えたいといった純粋な気持ちが理念となり共感が生まれ求人に繋がったと思います。

     

【文責:竹内光彦/プロフィールはこちら

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