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「人材定着」について考える

新年度を迎え、新たな「人材を採用」された会社も多いのではないでしょうか。そこで、今回は人材の定着について考えたいと思います。

厚生労働省の調査によれば、新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は驚くほど高く、新規高卒で約4割、新規大卒で約3割となっております。また事業所規模別就職後3年以内離職率では、事業所規模が小さくなればなるほど離職率が高くなる傾向にあり、従業員30~99人では約4割、5~29人では約5割、5人未満の会社においては約6割となっております。つまり、入社して3年後に会社に残っている人数は10人中4~6人ほどということです。これは中小企業にとっては、大きな課題の一つといえるのではないでしょうか。

定着率が伸びない(離職率が下がらない)要因としては、従業員が以下にあるような何らかの不満を抱えているケースが多いと思います。

  • 給与や福利厚生への不満
  • 長時間労働や休日がとりづらいといった働き方に関する不満
  • 上司や同僚など人間関係に関する不満
  • 仕事内容、キャリアアップしづらい環境といった不満 など

これらの不満は中小企業であれば当たり前に潜んでおり、その解消は難しいのが現状です。とはいえ、ここに真正面から取り組まねば、良い人材の採用ならびに定着は難しいといえます。

そこで「人材定着施策」としてユニークな取り組みをしている会社について、次月お伝えしたいと思います。

【文責:相澤秀次プロフィールはこちら

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