「見える安全」と「涼しい現場」に補助金を活用
これから夏季にかけて建設現場では炎天下での作業により、作業員が熱中症を発症するリスクが非常に高まります。現場の安全確保はこれまで以上に重要な課題となっており、作業員の体調変化をリアルタイムで把握する仕組みや、危険な環境から身を守るための体制整備が求められています。
こうした課題への対応策として「中小企業省力化投資補助金」を活用してみてはいかがでしょうか。本補助金は、省力化や自動化を通じて人手不足や安全確保を支援する中小企業や小規模事業者向けの制度です。
補助金額1,500万円までの設備投資に対しては、補助率は中小企業が1/2以内、小規模事業者では2/3以内の補助率が適用されるため、実質的な負担を大幅に軽減できます。
【補助金対象に有効な熱中症対策設備の一例】
なお補助金の申請には事業計画書や見積書等の提出が必要です。
また交付決定前の契約・購入は対象外となりますので注意が必要です。
制度の詳細や申請手続きについては、中小企業省力化投資補助金公式サイトをご確認ください。
【文責:一本木 良江】