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スマートフォンのマイナ保険証利用への対応

みなさんご存じのとおり、2025年12月1日をもって従来の健康保険証は完全に廃止されまます。そのため現在、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」への移行が進められています。

厚生労働省が9月26日に公表したデータによると、8月時点のマイナ保険証利用率は34.32%でした。患者さんの間でもマイナンバーカード利用への抵抗感が徐々に薄れつつあり、12月に向けて利用率はさらに上昇していくことが見込まれます。一方で、「マイナンバーカードを持ち歩きたくない」という声も依然としてあります。この課題に対応するため、政府はスマートフォンへのマイナ保険証搭載を推進しており、医療機関の環境整備を推進・支援しています。

医療機関に求められる対応は、導入済みの顔認証付きカードリーダーに接続させる「汎用カードリーダー」の購入です。8月より、Amazonビジネス上に専用購入ページが開設されています。各医療機関向けに発行されたクーポンを利用して、1/2補助(上限7,000円)で購入することができます(申請手続き不要)。汎用カードリーダーを既存の資格確認端末に接続するだけで利用可能です。患者に対しても、スマホ対応施設であることを院内掲示を行う必要があります。

少額ではありますが補助が受けられる今のうちに、早めの環境整備を進めてはいかがでしょうか。

【文責:神代 弘樹/プロフィールはこちら

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