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介護事業者が居宅介護支援事業所を味方にする方法

居宅介護支援事業所はデイサービスにとって、利用者を紹介して頂ける有力な窓口の一つです。このため、多くのデイサービスは居宅介護支援事業所へパンフレットを届けるなど、自事業所を知ってもらうための営業活動を地道に行っています。

しかし、居宅介護支援事業所のケアマネからしてみれば、多くの事業所が営業にくる中よほど特徴のあるサービスメニューなどがないと、せっかく訪問してもそれほど気に留めてもらえません。それどころか、多忙なケアマネに自事業所の話ばかり一方的にされても嫌がられるだけです。

そこで気に留めてもらう事業所になるためのポイントは「ケアマネージャーの気持ちを理解する」ことが挙げられます。

たとえば、多くのケアマネージャーが負担に感じていることが書類作成作業です。なかでも「居宅介護支援経過記録」は利用者のケアに関する関係各所とのやり取りを逐一記録し保管しておかなければなりません。この書類作成の一部を協力できたらケアマネの手間が減らせ感謝されることにつながります。具体的にはケアマネージャーとの電話連絡のあとその内容をFAXで送信します。電話内容が文字として残ることで、ケアマネは居宅介護支援経過記録に○月○日○○事業所、管理者○○さんと電話で調整。詳細は別紙NO.△△参照と記載しFAXを別紙として保管することができます。

特徴あるサービスメニューを提案することも重要ですが、ケアマネにとって痒い所に手が届く事業所になってケアマネを味方につけることも重要です。そのうえで利用者のニーズなどケアマネからの要望を聞き出し、それについて提案、対応するウィンウィンの関係が築けたら理想的と言えるでしょう。

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