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相続“税”対策より「しあわせ対策」

課税最低限が下がった関係で、亡くなった人の中で相続税がかかる方の割合が4%台から8%にほぼ倍増したそうです。そんなニュースも流れ、年末年始に家族が集まる中、「相続対策」が話題になることもあるかと思います。

相続対策でまず優先させるべきは何でしょうか。
現在、男性は80歳、女性は87歳が平均寿命です。65歳で仕事をやめても、あと20年ぐらいの余生があります。残りの人生は正直長いですが、できる、動ける期間が永遠に続くわけではありません。そのときに優先させるべきは資産残高を最大限にすることではなく、思い出残高を最大限にすること。相続対策より「しあわせ対策」を考えることが大切です。やりたいことリストをどんどん書いて、どんどんやっていく

財産を「貯めて、守って、残す」ことなど後回しでよくて、親が使って、楽しんで、快適な余生を過ごし、残った分を子供に相続させるという考え方を最優先にすることで私はよいと思います。「財産は残さず、子どもに頼らず」が基本で、経済的にも、できれば身体的なことも自分で始末をつけたいと私自身は思っています。そして少なくとも相続「税」対策のために借金をする場合は、よほど考えた方がよいと思います。

次に優先させるのは「もめない」ようにすること。しかるべき年齢になったところで遺言は必ず書くようにした方が良いと思います。それには「もめない」遺言が必要ですが、その話はまた後日。

3番目は相続税が「払える」ようにしておくこと。土地(特に農地や貸地)や同族株ばかりで、相続税が多額になると残された人は大変です。まして古くなって空室が目立つアパートの借金が残っているとなると猛烈に大変です。

そして最後の最後に「節税」対策を考えていただければよいと私は思います。こんなことを言ってしまっては商売にならない私が言うのですから間違えはありません。

【納税通信 2016.10.24 の本郷尚氏の記事を参考にしました。】
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