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月刊未来経営

商いに飽きない

1年流行る店をつくるのはさして難しくないが、10年以上永く流行る店をつくるのは極めて難しいというのは飲食店の常識です。

<strong>商売を永く成功させるコツはなんでしょうか。当たり前ですがお客様を飽きさせないことです。</strong>このことは飲食業界に限らず、ファッション業界、物品販売、製造業、サービス業などすべての職業について言えることだと思います。<strong>幾ら丁寧な仕事をしても、1年前、2年前と同じ商売をしていては、お客様は飽きてしまいます。</strong>

では、どのようにすればお客様を飽きさせないことが可能でしょうか。そのためには当たり前ですが、店のレイアウトを変え、新しいメニューを考え、提供する商品、製品やサービスの質や形態を常に入れ替えることです。しかしそのようなアイデアを出し続けることが可能でしょうか。

<strong>実は、お客さまを飽きさせないことは、自分が「商いに飽きない」ことなのです。自分が商売に飽きなければ、アイデアは自動的に湧いてきます。</strong>アイデアが見つけられるからこそ、商いに飽きないですみます。商いとは、常に自分が変わり続けることでしょう。

では、どうすれば、それが可能なのでしょうか。

人は「一度流行らせた」という成功体験にしがみつきたがるものです。成功体験は、一度は完成しているので、それなりに十分な味がしてしまうのです。でもお客様はその味に飽きています。

<strong>そこで必要なのが、自分自身がその成功体験に飽きてしまうことがポイント</strong>だと思います。自分自身は成功体験に満足していても、お客様は移り気です。その味に飽きていることを認識しないと時代の変化が見えなくなります。

<strong>商いとは早めに「飽きてしまう」ことによって、ときには「飽きた」と自分自身を思いこませることによって、多様な試行錯誤を繰り返し、その試行錯誤に「飽きない」そして「楽しむ」ことが永く成功する経営者に絶対的に必要なコツだと思います。</strong>

<div align=”right”>(参考:続 税理士のための百箇条 著者:関根稔)</div>

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